正直に言うと、この作品の一番のポイントは露出でも攻め具合でもない。入間ゆいの「距離の詰め方」が異様にうまいところに尽きる。セールで半額になっている今だからこそ、迷っていた人が手を出すにはちょうどいいタイミングだと思う。
久しぶりのエスデジタル作品ということもあって、昔の「おともだち」シリーズを知っている人ほど、最初の数分で違和感と期待が同時に来る。顔立ちは相変わらず正統派なのに、視線や間の取り方が明らかに変わっている。ここがこの作品の肝。
露骨な演出はほぼなし、近さで勝負してくる
全体的に構成はかなり大人しい。カメラワークも煽らないし、BGMも主張しない。その代わり、彼女自身の動きと表情が前に出てくる作りになっている。水着も露出で押すタイプではなく、あくまで「隣に座っても違和感がない」ライン。
特に印象に残るのは、カメラを見つめる時間の長さ。じっと見てくるというより、「視線を合わせてから少しだけ外す」この間が妙にリアルで、作られた感じが薄い。友達以上というタイトルに寄せにいっているのが分かる。
フェチが刺さるのは表情と手の動き
体のパーツで言えば、胸や脚よりも手と肩周りが記憶に残る人が多いと思う。指先の使い方が柔らかくて、無意識っぽい仕草が多い。ここがエロいというより、生っぽい。
笑顔もいかにもグラビア用というより、少し抑えめ。だからこそ、ふとした瞬間に出る表情の変化が効いてくる。10代最後の作品という触れ込みも伊達じゃなく、無理に大人を演じていないのが好印象。
過去作と比べると分かりやすい成長型
「ピュア・スマイル」や「恋のはじまり」を見ていた人なら、成長の方向性がかなりはっきりしているのが分かると思う。可愛さ一本だった頃と違って、今回は“可愛いのに近い”という感覚が強い。
前作の「おともだち」と続けて見ると、表情の余裕とポージングの自然さが段違い。撮影されている意識はあるけど、見せようとしすぎない。そのバランスが今作の一番の評価点。
刺さる人と合わない人はかなり分かれる
正直、刺激を求めている人には向かない。露出重視、攻めた演出が好きな人だと物足りなさはあるはず。逆に、清楚系や距離感フェチ、生活感のあるイメージビデオが好きな人にはかなり相性がいい。
「一線は越えないけど、越えそうな雰囲気」が好きなら、この作品はハマる可能性が高い。
通常価格なら迷うが、半額ならかなりアリ
122分という尺を考えると、定価だと少し悩むのは本音。ただ、50%OFFなら話は別。内容の方向性が分かっている人にとっては、価格以上の満足感はある。
入間ゆい作品を単品で追っている人なら普通に購入でいいし、似た系統のグラビアをよく見る人はDMMプレミアムで流し見するのもアリ。どっちにするか迷うなら、無料体験でチェックしてから判断する逃げ道もある。
作品詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 友達以上の… |
| 出演者 | 入間ゆい |
| メーカー | エスデジタル |
| 収録時間 | 122分 |
| 画質 | HD |
| ジャンル | グラビア・イメージビデオ |
| 音声 | 2ch |
| 発売年 | 2025年 |
派手さはないけど、今の入間ゆいをきちんと味わえる一作。距離感でじわじわ来るタイプが好きなら、セール中の今が一番ちょうどいい。



















